
STYLE/DESIGN
地下に広がる公園建設の夢
かつての高架貨物線跡を公園にしたニューヨークのハイラインは、公共化できるスペースの概念を拡大したが、今、逆に地下の使われていないスペースを公園に するというプロジェクトが進行している。<デランシー・アンダーグラウンド>と名付けられたこのプロジェクトは今、<ローライン>という愛称で知られるよ うになりつつある。地下公園建設のアイディアが進んでいるのはローワー・イースト・サイド。1903年から1948年まで、ブルックリンのウィリアムズ バーグからマンハッタンへと通勤する労働者たちを運んだトローリー・ターミナルの跡地である。これを実現するために、プロジェクトを考案したデザイナーの ジェームス・ラムジーをはじめとする友人のグループが非営利団体<アンダーグラウンド・デベロップメント・ファンデーション>を設立し、2014年から 2015年にかけての完成を目指して計画を進めている。ジェームス・ラムジーに話を聞いた。
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